2/24(木) 12:10配信
スポーツ報知

　昨年大みそかにさいたまスーパーアリーナで行われた「ＲＩＺＩＮ．３３」での元Ｋ―１ＷＯＲＬＤ　ＧＰ初代ウェルター級王座の久保優太（ＰＵＲＧＥ　ＴＯＫＹＯ／ＢＲＡＶＥ）との“八百長疑惑”騒動がいまだくすぶる人気ユーチューバーでプロレスラーのシバター（フリー）が２４日までに自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを更新。久保との再戦を一方的に宣言した上で主催のＲＩＺＩＮに大みそかの３倍のファイトマネーを要求した。

　「今年、ＲＩＺＩＮで久保優太と再戦します」というタイトルで動画を配信したシバター。久保とその所属ジムが久保の再起に向けての練習風景などの動画を公開したことに触れた上で「久保さん、寝技弱かったね。試合前までは警戒していたけど、まだまだ全然だなと思ったよ、寝技。動きが初心者なんだというのを今回の動画でも確認しました。今回（大みそかの試合）、作戦による奇襲があったけど、寝技に引き込んだら、僕があっさり勝ったなと。今回の勝ちは順当だったんだなと思いました」とバッサリ。

　「久保さんは若さや勢いでガンガンやるには、もう遅すぎる。３４歳の選手として、総合格闘技で勝ったり、負けたりのレベルに到達するには、もう間に合わないと思う。すごい厳しい意見だけど、総合はちょっと厳しいと思いました」と続けた上で「一つ提案があります。久保優太さん、シバターともう一度、試合しませんか。今年のＲＩＺＩＮで。僕は去年の大みそかで、格闘技はもう引退でいいかなと思っていたんですけれども久保さんという格闘家を壊して終わってはいけないかなと思いました」と突然、提案。

　「シバターに、もし同じルール、同じ条件で、久保さんが勝てたら、久保さんにとって追い風になると思うんですよ。久保優太っていう格闘家が復活するブースターの一つになると思うんですよ」とした上で「ＲＩＺＩＮさんは去年、僕に支払ってくれたギャランティーの３倍で次回は手を打とうと思います。朝倉未来君、朝倉海君のギャランティーとほぼ同額くらいでやろうと思うので、久保さん、ＲＩＺＩＮさん、ちょっと考えてみて下さい」と主催のＲＩＺＩＮサイドに巨額のファイトマネーを要求。

　最後は「今年、ようやく目標ができました。私、シバター、久保優太を２度倒します。今年のどこのタイミングで決まるかも楽しみに待っていて下さい」と宣言していた。

　シバター―久保戦に関しては、試合前にシバターから久保に戦い方についての打ち合わせが持ち掛けられたのではないかとする疑惑が浮上。ＲＩＺＩＮの榊原信行ＣＥＯは「八百長」疑惑を真っ向から否定。両者に対しペナルティーは課さなかったが、今後はＳＮＳなど、試合前のやり取りを全面禁止する対策を打ち出している。

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