4/18(火) 3:48配信

◆米大リーグ　レッドソックス―エンゼルス（１７日・ボストン＝フェンウェイパーク）

　エンゼルス・大谷翔平投手（２８）が１７日（日本時間１８日）、敵地・レッドソックス戦に「２番・投手」でスタメン出場。２番手右腕・クロフォードと対戦した４回先頭の３打席目は、中飛に倒れた。

　レッドソックスの先発は、Ｂ・ベロ投手（２３）。昨季メジャーデビューして１３登板で２勝８敗、防御率４・７１だった右腕で、今季は初登板。５７回３分の１を投げて浴びた本塁打は「１」だった。チームは３連敗中でトラウト、レンドンが休養でベンチスタート。初回１死走者なしの１打席目は、初球をはじき返して２試合ぶりの安打となる中前安打を放った。一塁に出塁すると、寒さをしのぐためジャケットをを着用。１死一、二塁でレンフローが左翼へ３ランを放ち、先取点をつかんだ。

　４点リードだった１回裏は、無安打ながら、先頭に出した四球による走者を２つの暴投まで進め、内野ゴロの間に１点を失った。吉田正との１打席目は初回２死走者なしで空振り三振を奪った。３点リード、２回無死一塁の２打席目にも、２打席連続安打となる右前安打を放った。

　３回表途中に雨が降って１時間２５分中断。その影響で大谷は２回３１球、無安打１失点、３奪三振で降板した。中断空け後は指名打者として打者に専念となった。

　大谷は前日１６日（同１７日）は４試合ぶりに無安打に終わって今季初めて出塁がなく、昨年９月から続いていた３６試合連続出塁も止まった。本塁打も５試合連続なし。前日の試合終了時点で打率も３割を切っていた。ボストンマラソンの影響で現地時間午前１１時１０分開始予定だったが、雨のため５６分遅れて午後０時６分にプレーボール。試合開始時の気温が１０度と冷え込んでいた。

　この日はレッドソックス・吉田正尚外野手（２９）も「４番・指名打者」でスタメン出場。侍ジャパンでともに戦った２人の直接対決にも注目が集まっていたが、空振り三振の１打席だけだった。

報知新聞社
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