1: 名無しさん@恐縮です 2023/04/25(火) 06:55:35.34 ID:NM27Ajxv9
2023/04/25 04:45Sirabee0
ボウリング
世の中には「あれ、どっちだったかな…」とおぼろげに記憶してしまう事象が多々あるが、その正式名称が誕生した「背景」を知ると、思わず納得してしまうもの。賢明なる読者には既知の事実として映ったり、「細かすぎるだろ!」とツッコミを入れたくなるケースもあるかと思うが…決して少なくない人々が「誤って記憶している事象」の正体について探っていきたい。
今回取り上げるのは、老若男女問わず大人気な「あのスポーツ」の正式表記についてである。
【関連記事】日本人の8割超、シャチハタの「正式名」誤解していた 80年前の秘密に思わず驚き…
■つい「ー」を使いたくなるが…
まず注目したいのが、全国の10〜60代男女1,000名を対象としたアンケートにおける「ボールを転がして倒したピンの数を競う『競技の名前』はどちら?」という設問に対する回答結果。
ボウリングデータ
全体の76.8%は「ボウリング」と回答し、残る23.2%は「ボーリング」と回答していたことが判明したのだ。
なお、同競技は口頭では「ボーリング」と伸ばして読むのが一般的だが、表記は「ボウリング」が正解。「ボーリング」表記では、地盤調査の方法となってしまう。
ボウリング
しかし「ボールを転がす」競技である点を考慮すると、我々が「ボウリング」と定義しているスポーツには「ボーリング」の名前が相応しいのではないだろうか…?
そこで今回は「ボウリングはなぜボウリングと表記されるのか?」という謎を解明すべく、「全日本ボウリング協会」(JBC)に直撃取材を実施することに。その結果、思わず興奮してしまう「ボウリングの奥深さ」が明らかになったのだ。
■「ボウリング」にそんなルーツが…
突然の取材を快諾してくれたJBCは、現在我われが親しんでいるボウリングの姿に最も近い「近代スポーツとしてのボウリング」は、19世紀ごろのアメリカで成立したと説明する。
その上で「ボウリングのルーツは、紀元前まで遡ります」「当然、その頃は現代のような競技性のあるものでなく、大理石で作られたピンを立て、離れた箇所から転がりやすい石などをぶつけ、遊びの延長線上で楽しんでいたようです」と、衝撃の事実を語ってくれたのだ。
こちらの遊びは次第に広範囲に広まっていき、ゲームとしての公平性が求められていく。中世ヨーロッパではピンやボールなど道具の均一化が図られ、木を削って丸くしたボールもこの頃に誕生したという。
続いてJBC担当者は「ボウリングの名前の由来には諸説ありますが…」と前置きしつつ、「サクソン語で『丸い球』を意味する『ボーラ』(bolla)と、デンマーク語の『ボーレ』(bolle)が合わさり、球体のものを指し示す名詞『ボウル』(bowl)として定着し、その名前を踏襲して現代に至る…という説があります」と、そのルーツを説明してくれた。
そんなボウリングが日本にやって来たのは、幕末の1861年(文久元年)のこと。当時の長崎に存在した外国人居留地の中にボウリング施設がオープンし、同施設が「日本で初めてのボウリング場」となったのだ。当時の英字新聞でも取り上げられ、その後は横浜、神戸でもボウリング施設が開かれたという。
https://news.nicovideo.jp/watch/nw12472120?news_ref=50_50
ボウリング
世の中には「あれ、どっちだったかな…」とおぼろげに記憶してしまう事象が多々あるが、その正式名称が誕生した「背景」を知ると、思わず納得してしまうもの。賢明なる読者には既知の事実として映ったり、「細かすぎるだろ!」とツッコミを入れたくなるケースもあるかと思うが…決して少なくない人々が「誤って記憶している事象」の正体について探っていきたい。
今回取り上げるのは、老若男女問わず大人気な「あのスポーツ」の正式表記についてである。
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■つい「ー」を使いたくなるが…
まず注目したいのが、全国の10〜60代男女1,000名を対象としたアンケートにおける「ボールを転がして倒したピンの数を競う『競技の名前』はどちら?」という設問に対する回答結果。
ボウリングデータ
全体の76.8%は「ボウリング」と回答し、残る23.2%は「ボーリング」と回答していたことが判明したのだ。
なお、同競技は口頭では「ボーリング」と伸ばして読むのが一般的だが、表記は「ボウリング」が正解。「ボーリング」表記では、地盤調査の方法となってしまう。
ボウリング
しかし「ボールを転がす」競技である点を考慮すると、我々が「ボウリング」と定義しているスポーツには「ボーリング」の名前が相応しいのではないだろうか…?
そこで今回は「ボウリングはなぜボウリングと表記されるのか?」という謎を解明すべく、「全日本ボウリング協会」(JBC)に直撃取材を実施することに。その結果、思わず興奮してしまう「ボウリングの奥深さ」が明らかになったのだ。
■「ボウリング」にそんなルーツが…
突然の取材を快諾してくれたJBCは、現在我われが親しんでいるボウリングの姿に最も近い「近代スポーツとしてのボウリング」は、19世紀ごろのアメリカで成立したと説明する。
その上で「ボウリングのルーツは、紀元前まで遡ります」「当然、その頃は現代のような競技性のあるものでなく、大理石で作られたピンを立て、離れた箇所から転がりやすい石などをぶつけ、遊びの延長線上で楽しんでいたようです」と、衝撃の事実を語ってくれたのだ。
こちらの遊びは次第に広範囲に広まっていき、ゲームとしての公平性が求められていく。中世ヨーロッパではピンやボールなど道具の均一化が図られ、木を削って丸くしたボールもこの頃に誕生したという。
続いてJBC担当者は「ボウリングの名前の由来には諸説ありますが…」と前置きしつつ、「サクソン語で『丸い球』を意味する『ボーラ』(bolla)と、デンマーク語の『ボーレ』(bolle)が合わさり、球体のものを指し示す名詞『ボウル』(bowl)として定着し、その名前を踏襲して現代に至る…という説があります」と、そのルーツを説明してくれた。
そんなボウリングが日本にやって来たのは、幕末の1861年(文久元年)のこと。当時の長崎に存在した外国人居留地の中にボウリング施設がオープンし、同施設が「日本で初めてのボウリング場」となったのだ。当時の英字新聞でも取り上げられ、その後は横浜、神戸でもボウリング施設が開かれたという。
https://news.nicovideo.jp/watch/nw12472120?news_ref=50_50
【日本人の2割超、ボウリングの名前を勘違いしていた うっかり「伸ばす」と別モノに…】の続きを読む