1: 名無しさん@恐縮です 2023/04/08(土) 21:15:18.08 ID:sa1fHt1K9
4/8(土) 21:11配信スポーツ報知
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b8c1ff123eaf58344080520e0457534e98d3b7e

◆プロボクシング ▽WBC・WBA世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 寺地拳四朗―アンソニー・オラスクアガ(8日、東京・有明アリーナ)

 WBC&WBA世界ライトフライ統一王者・寺地拳四朗(31)=BMB=はWBA同級4位のアンソニー・オラスクアガ(24)=米国=を下し、WBC王座の2度目、WBA王座の初防衛に成功した。

 動じない男が盤石の強さを見せつけた。寺地は昨年9月の米国合宿での練習相手だった挑戦者のオラスクアガに対し「本当に強い選手なので油断できない。でも倒せる自信がある。全力で戦う」という言葉通り、豊富な手数で迫った。試合開始から強振してくるオラスクアガに左ジャブとステップワークで応戦。だが、攻勢を緩めない挑戦者に打撃戦を挑み、3回に激しいパンチ交換から右カウンターを浴びせ、先制ダウンを奪った。主導権を話さず、世界戦13試合目のキャリアを見せつけ、2冠を死守した。

 当初はサウスポーのWBO王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)との3団体統一戦だったが、相手が肺炎を患い、本番2週間前に中止に。右構えのオラスクアガとの防衛戦に変更となった。ビッグマッチが消滅し、ショックをあったものの、「今までの経験を生かして対応する」と突貫工事で対策。厳しい減量と実戦練習を同時進行で乗り越えた。加藤健太トレーナーも「統一戦だろうが防衛戦だろうが、負けられないということに変わりはない」と隙を作らず王者としての役目を果たした。

 今後も他団体王者との統一戦を目指すものの、「4団体統一したい。ただ、時間がかかるようなら階級を上げることも考えたい」とフライ級転向の可能性を口にしている。那須川天心のボクシングデビュー戦に注目が集まる中、メインイベンターを務め上げた寺地の野望はまだ続く。


 ◆寺地拳四朗(てらじ・けんしろう)1992年1月6日、京都・城陽市生まれ。31歳。奈良朱雀高を経て、関大4年時に国体ライトフライ級優勝。2014年8月にプロデビュー。17年5月、WBC世界ライトフライ級王座を獲得し、8度防衛。21年9月に王座陥落したが、今年3月に王座奪回。父は元東洋太平洋ライトヘビー級王者でBMBジム会長の寺地永(ひさし)氏。身長164・5センチの右ボクサーファイター。

【WBC&WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 寺地拳四朗、“代役”オラスクアガを9回TKOで退け、2冠防衛!】の続きを読む