SPORTS FIELD

さまざまなジャンルのスポーツニュースを取り上げた 5ちゃんねるまとめブログです。

女子団体追い抜き

1: 名無しさん@恐縮です 2022/02/19(土) 16:04:52.97 ID:CAP_USER9
その瞬間、思わず「あっ」と叫んでしまった。15日の北京五輪スピードスケート女子団体追い抜き決勝。最終周の最終カーブで、
高木美帆(日体大職)と姉の菜那(日本電産サンキョー)、佐藤綾乃(ANA)の3選手がつくる日本チームの美しい隊列から、
何かが離れていくのが見えた。誰かが転倒したと思ったが、カメラをかまえる第1カーブの出口付近からはよく見えない。数秒後、
高木美帆と佐藤綾乃の2人が、ぼうぜんとした表情で目の前を通り過ぎた。そこで初めて、転倒したのが高木菜那と分かった。
遅れてゴールし、息も絶え絶えな彼女を撮影するのは、本当につらかった。(共同通信=大沼廉)

試合後のセレモニーは、メダルを獲得した選手をそばで撮影できる最高の機会だ。競技が始まる前から交渉し、セレモニーの時間に
リンク内側のポジションに入る特別の許可を得ていた。

ただ、私はセレモニーの間、とても悩んでいた。終了後に各選手をその国や地域のカメラマンが呼び止め、個別に撮影させてもらえる
時間があるが、今回は呼び止めるべきなのだろうか。それ以前に個別撮影するべきなのだろうか。その場にいた日本人カメラマンは
私一人だけだ。

3選手は表彰されている間、複雑な表情を浮かべ、特に菜那はあふれる涙を何度もぬぐっていた。その無念さ、悔しさを思い、
私も目頭が熱くなる。世界の強豪相手に死力を尽くして得た銀メダルは十分誇れる成績だが、悔しい結果でもある。そんな状況で
「それでは笑顔で!」なんて、とても呼び掛ける気になれない。

どうしよう。頭の中でぐるぐる悩んでいるうちにセレモニーは終わった。メダリストたちが各国のカメラマンの方へ歩み寄ってくる。
悩んだ末、「いいですか」と静かに声をかけた。3人は「いいですよ」と応じてくれた。目を真っ赤にして肩を組み、ポーズを取る姿を見て、
私はレンズを向けたまま、不覚にもぼろぼろと泣いてしまった。

この日まで1年数カ月、短い期間だが多くの写真を撮らせてもらった。大会や練習、合宿、選考会―。この舞台にたどり着くまで懸命に
練習し、激走する彼女たちの姿を間近で見てきた。リザーブとして3人を支え続けた押切美沙紀(富士急行)も含めて素晴らしいと思うし、
彼女たちにもそう思ってほしかった。

しかしその思いは言葉にならず、代わりに涙となってあふれてしまった。とてもファインダーをのぞけない。「すみません」と言うのが
やっとだ。

すると「いや、そっちが泣くのかー!力が抜けるわ」と目に涙をためていた3人は、涙顔のまま大笑い。私もむせびながら、どう撮ったか
記憶が定かではないが、後でカメラを見ると満面の笑みが記録されていた。名前は知らないまでも、いつも撮影に来ているカメラマンと
分かってくれていたようだ。

撮影後、別の競技会場へ移動する車中でカメラマンの先輩がこう声を掛けてくれた。

「あの時、おまえが声を掛けて写真を撮らなかったら、このレースで残るのは転倒の瞬間や涙に暮れる菜那選手など、悲しい写真ばかりだった。
ここまで努力して、最後まで懸命に闘った選手たちもそれはつらいはず。ほんの少しだったけれど、彼女たちが心から笑顔になれる瞬間を残せた」

情けない姿を見せてしまったが、そのせいで彼女たちの心が少しでも和らいでくれるのなら、と願わずにはいられなかった。生涯忘れられない
ひとときとなった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5604419bab2e950208fc0434f256885089a59e60

画像
https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/866923772204908544/origin_1.jpg

【「いや、そっちが泣くのかー!」パシュート女子3人が見せてくれた最高の笑顔 カメラマンが涙腺崩壊したせいで撮れた奇跡の1枚】の続きを読む

1: 名無しさん@恐縮です 2022/02/15(火) 18:11:47.71 ID:CAP_USER9
◇15日 北京五輪 スピードスケート女子団体追い抜き決勝(北京)

 前回大会を制した日本(佐藤綾乃、高木美帆、高木菜那)は、今季W杯3勝のカナダと対戦。最終周回の最終コーナーで高木菜が転倒し、カナダに先着を許して銀メダルだった。2連覇はならなかった。

【写真ギャラリー】日体大の入学式 はかま姿の高木美帆

 フィニッシュ後に人目をはばからず、顔を覆って号泣する高木菜に対し、高木美、リザーブの押切美沙紀、佐藤が順々に寄り添って背中をさするなどして励ました。

 1988年カルガリー大会から4大会に出場し、テレビ中継で解説を務めた青柳徹さんは「最後本当に1番キツいところ。足がいっぱいいっぱいで外に引っ張られ、遠心力もかかる。今日は菜那は本当にしっかり頑張っていた。今の転倒は、誰も菜那のことを責めることはできません。本当にスポーツというのは終わるまで何が起こるか分からない、これがオリンピックの場ですから。日本としては残念な結果ですが、本当に3人よくやってくれたと思います」と健闘をたたえた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/32f35c474ad0c9104de8bf1aeafea8f8d2e49e9c

【転倒「高木菜那」号泣・・・青柳徹「本当にスポーツというのは終わるまで何が起こるか分からない」】の続きを読む

1: 名無しさん@恐縮です 2022/02/15(火) 15:40:11.03 ID:CAP_USER9
2/15(火) 15:35
デイリースポーツ

 「北京五輪・スピードスケート女子団体追い抜き・準決勝」(15日、国家スピードスケート館)

 平昌五輪の同種目で金メダルを獲得した日本がROCに勝ち、決勝進出を決めた。2大会連続の金メダルに王手をかけ、銀メダル以上が確定した。

 準々決勝では五輪新の2分53秒61をたたき出し、1位で突破。一方のROCは準決勝で4位の記録だった。

 日本は前回の金メダリストメンバーである高木美帆(27)、高木菜那(29)、佐藤綾乃(25)に押切美沙紀(29)を加えた4人。各試合でメンバーの入れ替えは可能で、この日も準々決勝と同じく、高木姉妹と佐藤の3人で臨んだ。

 3人が交代して先頭を引っ張り、コーナーでは後続の選手が前の選手を押す“プッシュ作戦”も実行。記録を確認した3人は手を叩いて喜んだ。

 ◆パシュート 3人が隊列を組んで走行し、最後尾の選手がゴールした時点のタイムを競う。準々決勝から8カ国が出場し、タイムの上位4カ国が準決勝に進出。準決勝は1位の日本と4位のROC、2位のカナダと3位のオランダが戦う。

https://news.yahoo.co.jp/articles/118d519462c675e2357a7c4208691ace1686666f

【北京五輪・女子団体パシュート準決勝 日本、銀以上確定!高木姉妹、佐藤の3人で決勝進出 連覇王手】の続きを読む

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