レスリング全日本学生選手権は東京・駒沢体育館で第2日が行われ、女子55キロ級で9月の世界選手権（ベオグラード）で2連覇を目指す藤波朱理（日体大）が3試合を無失点で勝ち抜き初優勝。中学2年時からの公式戦連勝記録を103に伸ばした。

本来は53キロ級の18歳は、減量に伴う体への負担軽減と力試しのために1階級上で出場。決勝では21年全日本女王の今井佑海（日大）にカウンター攻撃からフォール勝ちするなど力を見せつけ、「うまく決まった。いい収穫。（連勝は）過去のものだと割り切っている」と話した。

父でセコンドに付いた俊一コーチも「当初は力負けするのではと不安だったが、取り越し苦労だった」と大きくうなずく。24年パリ五輪へとつながる大舞台へ、藤波本人も「必ず優勝する」と誓った。

スポニチ 2022年8月17日 04:30
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