1: 名無しさん@恐縮です 2022/06/27(月) 00:36:40.22 ID:CAP_USER9
 パドレス傘下3Aエルパソを退団した秋山翔吾外野手(34)が広島移籍を決断したことが26日、分かった。古巣の西武、ソフトバンクを含めた国内3球団と入団交渉を行い、この日までに入団の意思を伝えた。3年契約とみられ、27日にも正式発表される。日本でのプレーは2019年以来3年ぶり。15年にはシーズン216安打をマークしたヒットメーカーが、赤ヘル軍団の一員として再出発する。

 秋山が熟考の末、決断した。新天地は、他2球団に比べ劣勢ともみられていた広島だ。

 秋山は19日にエルパソを退団。日本球界復帰を決めると20日に帰国し、22日から古巣・西武、ソフトバンク、広島と3日連続して自ら交渉を行った。「簡単には決められないかもしれない。ただ長引かせるつもりはない。なるべく早く頭の中を整理しないといけない」と話していたが、この日までに広島に入団の意思を伝えた。

 当初は、レッズを退団した時から声をかけていた西武、同じく継続的に調査していたソフトバンクが優勢との見方もあった。しかし、秋山は「どんな役割を求められるか、どう評価されているのか。チームのことを知りたい」と話すなど、フラットな状態から、自分にフィットする球団を求めていたようだ。

 広島・鈴木球団本部長は、24日の交渉後に「選手としては申し分ないし、実績を見てもね。カープにとって大きな財産になる。自分の思うこと、正しいことをきっちり言える人間。人に対して壁をつくることもない」と、戦力としてだけでなく人間性にまで言及し、ラブコール。複数年契約の条件に納得した上で、評価、そして今後への期待が秋山の心に響いたとみられる。

 広島は昨オフ、大黒柱の鈴木誠也がカブスへ移籍。外野が固定できない現状に加え、左打ちの若手も多く、日米通算1476安打のヒットメーカーは最高の生きた教材となる。秋山自身にとっても侍ジャパンで気心が知れた同い年の会沢を始め、菊池涼、西武時代に指導を受けた河田ヘッドコーチら溶け込みやすい環境と言える。

 「広島・秋山」は27日にも正式発表され、日程調整がつき次第、入団会見に臨むことになる。西武からメジャー、そして広島へ。新天地でまたヒットを積み重ねていく。

 ◆秋山 翔吾(あきやま・しょうご)1988年4月16日、神奈川・横須賀市生まれ。34歳。横浜創学館高、八戸大を経て2010年のドラフト3位で西武入団。15年にはNPB新の年間216安打。首位打者1度、最多安打4度。ベストナイン4回、ゴールデン・グラブ6回。19年オフに海外FAでレッズと3年契約を結ぶも今年4月、戦力外となり、パドレスとマイナー契約。183センチ、88キロ。右投左打。
報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/cda510580fd2cad4ed4220eb137edcb02dc2bad3

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