1: 名無しさん@恐縮です 2022/10/03(月) 07:57:04.36 ID:CAP_USER9
スポニチアネックス 10/3(月) 6:00

 ◇パ・リーグ 日本ハム4―2西武(2022年10月2日 ベルーナD)

 日本ハムの松本剛外野手(29)が打率・347で自身初タイトルとなる首位打者を獲得した。今季最終戦の西武戦は「4番・DH」で先発出場して2打数無安打だった。7月中旬の左膝蓋(しつがい)骨骨折で約1カ月間離脱しながら、自身2度目のシーズン規定打席にも到達。苦しみながら、飛躍した今季を振り返った。

 ――初タイトル獲得への思いは。

 「本当にただただうれしい。苦しいことの方が多いのが僕の今のところのプロ野球生活。11年目で獲れて、諦めずにやり続けたら必ずいいことがあると感じられた」

 ――新庄監督からはどんな言葉を。

 「“本当におめでとう”と言っていただけた。最後の円陣でも僕が首位打者を獲ったことをみんなに報告してくれて、僕もちょっと実感が湧いた」

 ――飛躍の要因は。

 「去年ファームに1年いて(1軍出場は47試合)、どうしたらヒットを打てるかということに特化して取り組んだ。オフもその継続。長打が打てるタイプではないので、打率で表現しない限り、この世界で生きていけないなと。打率とヒット数にこだわってやろうと去年に自分の中で決め、1軍の舞台で表現することができた」

 ――開幕戦で2安打。新庄監督は「1日で人生が変わる」と言うが、好例となった。

 「オープン戦でなかなか試合に出られない中、開幕戦のスタメンで使ってくれた。あの試合で打っていなかったら、今の僕はないと言い切れる。あの試合の(2回の第1打席で)千賀さんのフォークを内野安打にしたのが、今年の僕を大きく動かしてくれたのかなと思っている」

 ――首位打者を意識したのは。

 「絶対獲ってやろう!と思ったのは(規定打席まで)残り30打席を切ってから。(2位のオリックス・吉田正の打率が)気になり出したのは、ここ1~2週間。それまでは全く見ていない。向こうの方が凄い選手だと僕が一番分かっている。僕は僕のやり方で1本でも多く打とうと」

 ――骨折した時は心が折れかけたのでは。

 「心、折れてましたね。もう試合に出られない。規定打席到達には間に合わないだろう。終わったな…と。完全にそう思ったけど、ボス(新庄監督)が(試合に)使ってくれた。こんな足の状態で。そこには感謝しかない。支えてくれたトレーナーにも感謝したい」

 ――来季の目標を。

 「個人としては納得のいくシーズンで、決めたことをやり通せた凄くプラスな一年。ただチームとしては悔しいシーズンで、良い試合をファンの皆さんになかなか見せられなかった。来季は勝つことにこだわり、優勝を目指して個人としても頑張っていきたい」

 ≪チームでは14度目の首位打者≫松本剛(日)が打率・347で自身初の首位打者。チームでは07年稲葉篤紀(・334)以来5人目で14度目の獲得となり、右打者では初めてだ。また、右打者のシーズン最高打率は、08年内川(横浜)の・378だが、日本ハムでは東映時代の70年に大杉勝男が記録した・339を52年ぶりに上回る最高打率になった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/96b3104f97cd3950830f26c06f0a420a12c0dd49

【日本ハム・松本剛が首位打者獲得 思い出す開幕戦「あの試合で打っていなかったら、今の僕はない」】の続きを読む